皆さま、ごきげんよう。
ラッキー・リーです。
今回は、あつカマ通信四方山話としまして、しばしの道草にお付き合いくださいませ。
私は子供の頃より、大のプロレスファンでありましたが、中でも初代のタイガーマスクさんと、その師であり先頃お亡くなりになったアントニオ猪木さん、このお二人には心酔しておりました。
そしてこのお二人には、プロレスの神様と謳われたカール・ゴッチさんという共通の師匠がいらっしゃいました。
カール・ゴッチさんは、私がプロレスを観始めた頃には既に引退していましたので、試合を観たことは無いのですが、テレビや雑誌などで見るそのお姿は、「神様」の形容がピッタリの威厳あふるるものであり、子供心にも強烈な印象を残しました。
カール・ゴッチさんは15年ほど前に亡くなりましたが、それを機に生前の功績を称えたプロレス雑誌がいくつか発行され、私はそれらがきっかけとなり、カール・ゴッチさんへの興味・関心が再燃し、というより以前よりも遥かに大きくそれが募っていき、ただカール・ゴッチさんのことを知りたい一心で、取り憑かれたように古いプロレス雑誌をかき集めました。
その時の経験と感触が、今も私に色濃く残っており、それがあつカマ資料館へと繋がっていったのです。
ですから今、続々と手元に届く資料に新しい発見をする毎日を過ごしながら、いつか来た道のようにも感じられるのです。
レスリングには『3T』が必要である、というカール・ゴッチさんの言葉が遺されております。
Training (トレーニング / 鍛練)
Technique (テクニック / 技術)
Tactics (タクティクス / 戦術)
ライラ・カンパニーの社訓である『みっつの“と”』
とりあえず
とにかく
とことん
これはライラさんの発案であり、カール・ゴッチさんの『3T』とは全く関係がなく、その中身も違うのですが、あながち無関係とも思えぬ感じもします。
カール・ゴッチさんは2007年(平成19年)7月28日に亡くなり、ライラさんはその2週間後の8月13日にドラァグクイーンとしてステージデビューしました。
他人にはほとんど意味のない、こうした小さな発見が、実は人生における大きな喜びなのかもしれない、そんな感慨に耽っていると、秋晴れの休日はあっという間に暮れていきました。
それでは、また。
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